蕃爽麗茶
「食後の血糖値が気になる方へ」というCMでお馴染みの蕃爽麗茶。
なんとなく年配の人が飲むものだと決めつけていませんか?
とんでもない!蕃爽麗茶は若い世代のダイエットにもピッタリなお茶なのです。
蕃爽麗茶の成分やダイエット効果など調べてみました。
蕃爽麗茶の特徴
蕃爽麗茶とはヤクルトから発売されている特定保健用食品(トクホ)のお茶です。
蕃爽麗茶が発売されたのは1996年6月、缶タイプのみでのスタートでした。
トクホの認定を受けたのは2000年3月、「グァバ葉ポリフェノールの働きで、食後の糖の吸収をおだやかにする」ことが認められたことによります。
蕃爽麗茶の「蕃爽麗」とはなんのことでしょう?
- 蕃:このお茶の主役であるグァバの実のこと。
「蕃果(ばんか)」は未成熟の実を乾燥させた生薬で、漢方薬に使われています。
- 爽麗:商品説明に「爽快感」「明るい」などのイメージをパッケージデザインに込めている主旨がありましたので、消費者に風味を伝えやすくした造語と思われます。
トクホとは?
特定保健食品の略で、消費者庁が認定します。
基準は血圧を下げたりコレステロールを正常に保つなど、一定の保健効果が科学的に認められる食品を含んでいる商品であること。
認可が下りると、効果としてその作用を表示することができます。
あくまでも保健効果なので、薬のような即効性はありません。
しかし生理学的機能に一定の効果があるので、例えば肥満防止やお腹の調子を整えるなどの目的がある人が摂取するのには、大いに目安となるものです。
蕃爽麗茶の原材料
- グァバ葉
- 蕃果
- ビタミンC
蕃爽麗茶に含まれて有効成分
- グァバ葉ポリフェノール:糖の吸収を穏やかにする、糖尿病予防効果、血糖値対策、ダイエット効果、整腸作用、抗酸化作用、感染症予防、美肌効果、疲労回復など 成分含有量:100mlに対して35mg以上
その他、蕃爽麗茶は糖尿病の薬と一緒に飲んでも薬効や成分に問題がありません。
ノンカフェインなので気になる人には嬉しいですね。
また1日に推奨されている量は、1回の食事につき200ml×3回とされています。
こんな人におすすめ
- 食後の血糖値が気になる人
蕃爽麗茶のグァバ葉ポリフェノールが糖を分解する酵素を不活化させるので、血糖値を安定化させる効果があります。
- ダイエットをスムーズに進めたい人
グァバ葉にはトクホ認定のポリフェノールの中にカテキンも含まれています。
その他、各種ビタミン類やミネラルも豊富で、高いダイエット効果と美肌効果が期待できます。
長所と短所
長所は高いダイエット効果や血糖値を下げる効果があること、初めての人でも飲みやすい味に調えていることなどです。
短所は、茶葉での販売がなくペットボトルか紙パックのみということでしょうか。